歯や顎が横にずれている場合の矯正治療

歯や顎が横にずれている事があります

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歯や顎が横にずれていると、「顎変形症」と診断され顎を切る手術を薦められることがあります。
どうしても手術が必要な場合はそれも一つの治療方法ですが、知覚麻痺等の後遺障害で一生苦しむリスク・デメリットもあります。
かみ合わせの位置を変えその位置で歯を矯正し並べることにより、顎の位置も改善する場合があります。
矯正歯科医と口腔外科医のみの診断では無く、咬み合わせ医の診断も受けることをおすすめします。
その人により条件が違いますので、手術を決断する前に一度見せて頂ければと思います。

当院の理事長は咬み合わせの専門でもあり、インビザライン社認定プラチナドクターとして矯正治療も詳しい歯医者です。
顎を切る前に一度無料相談をお受けになる事をおすすめします。

顎変形症手術とは

先天的にあるいは後天的に顎の成長に異常が生じると、噛み合わせの異常口顎の変形が起こ ります。こうした問題を取り除き、正常な咬合と顎の働きを獲得するために行います。

顎変形症の手術は、歯科口腔外科あるいは形成外科に依頼して全身麻酔下で行われます。医療機関、手術内容により異なりますが、手術時間は2~3時間程度で、1~2週間程度の入院が必要です。

 顎変形症の治療の手順はまず骨格の異常を顔貌写真、エックス線写真、CT写真、歯列模型などより診査した後、治療計画(歯列矯正治療法の決定、術式の決定など)を立案します。その後、歯列(歯並び)の異常に対する歯列矯正治療(術前矯正治療)を行った後に顎(あご)全体を移動させる手術(顎矯正手術)を行います。手術は全身麻酔下で安全に行うことができます。また、手術は基本的にはすべて口の中からおこなわれます。
手術後は術後の矯正治療によってより緻密な咬合(噛み合わせ)の完成と後戻り防止のための治療が行われます。また同時に筋訓練などにより、咬合機能のリハビリテーションを行います。したがって、不正咬合の程度(歯並びの悪さ)によって異なりますが、初診から治療終了までは約2 年から数年かかることもあります。

顎変形症手術の術式

術式には上顎骨に対する手術としてLe FortⅠ型骨切り術、上顎前歯歯槽骨切り術があります。下顎に対する手術には下顎枝矢状分割術、下顎枝垂直骨切り術、下顎前歯歯槽骨切り術などがあります。単一の手術のみで対応できなくなり、上下顎同時移動術など複合手術や骨延長術の必要な場合もあります。
数年前より矯正治療の固定源としてスケルタルアンカレッジ(SAS)が開発され、従来の矯正治療では困難であった大臼歯の遠心移動や歯の圧下が可能となり、新しい矯正治療法手段として応用されるようになってきてます。

手術によって生じる問題

 顎矯正手術は、全身麻酔下で行われる手術です。手術中、患者さんご本人は、何をどうされているのか、うまくいっているのかわかりませんし、鏡を見て確認してもらうわけにもいきません。手術の執刀医とスタッフに任せてしまう治療です。

  1. 全身麻酔による死亡事故は、日本では0.06%の確率で起こっているそうです。
    過去に、顎矯正手術(骨切り)によって命を落とされた方が、日本でも何人かおられます。身体が健康な方が、わざわざ全身麻酔で手術を受けるわけですので、「成功して当たり前」「何か問題があれば医療ミスだ」「失敗だ」などと考えられるかもしれません。しかし、骨切りは非常に高度なテクニックを要する高度な手術です。
    日本中の口腔外科医が日々研さんし、技術と知識の刷新を心掛けていますが、常に完璧な結果が必ず得られるほど医学は進歩していません。

  2. 手術には、不測の事態が起こる可能性があります。予想していたよりも出血量が多くなった場合には、輸血をすることがあります。また、骨の切れ方、骨の性状、軟組織の抵抗などによって、予定していないチタンプレートの使用を行うこともありますし、術前に予期できない神経・血管の異常走行によって、手術を途中で中止せざるを得ない場合や、止血や関節脱臼などのために、再手術を必要とする場合もあります。

  3. 顎矯正手術は、上顎骨、下顎骨、またはその両方を動かす手術です。顔面骨の中央と下方が変化するわけですから「顔が変わる」ことは絶対に避けられません。顔を変えたくないという方は、通常の歯科矯正治療をお考えください。特に上顎の手術では、鼻の形が変わることも多いです。

  4. 上顎骨、下顎骨は歯科医学的に最も望ましいと考えられるおおよその位置に動かします。そのときに移動の指標となるのは「正しい噛み合わせ」です。手術前には矯正治療が必要ですが、噛み合わせが整っていないと手術はできません。また、痛みがあるような虫歯、埋もれた親知らずなどの治療が終わってないと、原則として手術は受けられません。

  5. 噛み合わせを優先して動かしますので、顔貌の変化は、ご本人にとって望ましいものになるかどうかは誰にもわかりません。手術前に期待されていた変化が、術後の実際の顔貌と違うかもしれませんし、むしろ悪化したと思われるかもしれません。手術前に、コンピューターによって予測顔貌を見せてもらう場合もあると思いますが、それはあくまで予測であり、手術に過度の期待は禁物です。

  6. 顔の表面には傷をつくらずに手術することが基本ですが、手術操作できる範囲には制約があります。また、骨は神経や血管に囲まれていて、移動できる距離・方向に制限があります。さらに、どんなに注意深く手術しても、神経が障害を受けてしびれが出る可能性があることは否定できません。手術は魔法ではなく、「無理なものは無理」です。

  7. 人間の顔は、解剖学的にはもともと非対称であると言われています。顔の真ん中を鏡で割っても左右対称な顔をされている方は存在しません。手術で意図的に左右非対称な位置にあごを動かすことはありませんが、前述のように、噛み合わせによる制約、操作範囲・神経などによる制約、骨の形態や切り離した面の形などによって、結果として非対称が生じる可能性があります。手術後6カ月すると落ち着いてきますが、片方は噛みにくい、歯がないなど、左右のバランスが崩れている場合は、変形が持続あるいは悪化します。

  8. 人間の骨は、常に古い部分が吸収され、新しいものと置き換わっています。手術で新しい位置に動かした骨の形も、出ている部分は引っ込み、引っ込んでいる部分は出てきてなだらかになっていきますが、それには半年~1年以上かかりますし、噛み癖や筋肉・皮膚の緊張具合によって、思わぬ形になっていく場合があります。特に男性の場合は、皮膚が硬い、比較的年齢の高い方は血流が悪いなどの理由により、骨の新陳代謝が順調に行われないことが考えられます。

  9. 近年話題になっている睡眠時無呼吸は、顎が小さくて後方にある人に起こりやすいとされています。これは、舌の位置が後方に押されていて、気道が狭くなることが原因だと言われています。下顎前突に対して後方に移動させる手術を行うと、一時的に舌が収まる場所が小さくなるので気道も狭くなる傾向があります。しかし、下顎前突の方は、もともと気道が広いことが多いのと、狭くなっても術後数カ月で術前の気道の大きさに戻っていくという報告が多く、睡眠時無呼吸の直接的な原因にはなりにくいと考えられています。ただし、もともと睡眠時無呼吸を自覚されている方は、下顎を後方に動かすと症状が悪化する可能性があります。

  10. 手術によって得られた新しい口腔環境に適応するためには、術後の矯正と機能訓練(リハビリテーション)が重要です。これを怠ると、もとの位置に顎が動いてしまい(再発)、手術の効果が失われることがあります。

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矯正歯科医院|佐世保市

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