大人の矯正歯科選びの4つのヒント|福岡市信頼できる矯正歯科医院

    投稿日:2020年12月5日 | 最終更新日:2024年3月5日

    大人の矯正歯科選びの4つのヒント|佐世保市信頼できる矯正歯科医院

    インビザスマイル

    いざ、矯正をしたいと思っても、たくさんの歯科医院があってどこに通えば良いのか悩みますよね。そこでまずは腕の良い矯正歯科を見分けるためのポイントをご紹介します。

    これをおさえておけば、数ある歯科医院の中から安心して矯正がうけられるが見分けられるはずです。また基本的に矯正歯科では矯正相談を行っています。実際に歯科医師に歯並びやかみ合わせを見てもらい、直接話しを聞くことができます。そうすればあなたに合った歯科医院がみつかるはずです。

    歯科医療において総合的な知識と十分な経験を持つ歯科医

    大人の矯正で矯正歯科だけを診療科目として掲げている歯科診療所の場合は不安が残ります。
    歯科医にも小児歯科や口腔外科など専門分野が得意な人がいます。しかし歯科口腔外科医が自由に自分の判断で歯を抜く事は稀です。総合歯科医の依頼に基づいて歯を抜く場合がほとんどです。矯正も総合歯科医の指示の基に依頼された治療計画通りに行う場合は安心ですが、矯正医が単独で治療を行った場合色々な分野の知識が不足し特に大人の場合は大きな問題を起こすことが有ります。

    診療所によっては、大学病院から矯正歯科医が決まった曜日だけ派遣されているケースもありますが、技術も未熟でまた長期にわたる治療の場合に途中で主治医が交代したり中断することなどの問題も考えられます。

    歯並びだけでなく歯周病や虫歯についての検査を行っている

    30代以上の8割はなんらかの歯周病の状態になっています。歯列矯正を行う前に歯周病の状態は改善しておかないと、治療後に歯周病が悪化してしまう可能性があるのです。そのため歯周病の検査や矯正治療前に歯周病治療を総合的に行える、また矯正治療計画にも歯周病の状態を配慮した計画を立てる必要があります。
    歯周病の知識と技術がある歯科医院で治療を受けた方が安心です。

    全顎矯正だけでなく部分矯正も行ってくれる

    大人は子供と違い噛み合わせがしっかりと確立しています。そのため無理に噛み合わせを変えると顎関節症や矯正後噛みにくくなることもあります。奥歯の噛み合わせがしっかりとしている場合、前歯だけの歯列矯正も提案してくれる歯科がお勧めです。
    もっと大切な事は顎関節や歯の噛み合わせに対して十分な知識がある歯科医が計画を立てることが重要です。
    歯の見た目の並びをを良くすることと、安定した適切な顎関節の位置で咬み合わせを作る事は全く必要とされる知識が違います。

    咬み合わせの専門の歯科医の診断も大切です。

    見た目にも気を付けてくれる

    社会人になると銀のブラケットを前歯につけるのはいろいろ言われてしまう場合もあります。目立たないブラケットやマウスピース矯正、裏側矯正などを提案してくれる矯正歯科がお勧めです。噛み合わせによってはできない場合もありますが、いくつかの選択肢とおすすめな方法を教えてくれれば、安心できます。

    被せ物やその後の治療にも対応してくれる

    矯正治療後に被せ物をやりかえなくてはいけなかったり、矯正治療中に虫歯が見つかり治療をしなければいけない場合があります。そこで適切な治療をきちんと対応してくれる歯科がおすすめです。矯正治療だけ行い、その後のフォローがないと患者さんはどこで治療をすればいいのかわからなくなりますし、治療が手遅れになることもあります。トータルで責任を持って治療を行ってくれる総合歯科がおすすめです。

    重要なのが費用が明朗なこと

    歯列矯正は自由診療なので各矯正歯科によって費用が違います。主に検査代、基本料金、処置料、その他になります。検査はレントゲン、歯の模型、写真、分析代などです。通常2、3万円です。基本料金は60万円〜150万円と治療法などによって変わります。処置料(調整料)は最近は込みの場合が多いです。基本料金に処置料(調整料)が含まれていないとトータルの費用では20万円〜30万円ほど変わることもあるので確認しておく必要があります。その他の中には矯正用のインプラントや特別な治療や装置が含まれます。治療が始まってから予定外の出費がないように、治療費は総額制がおすすめです。

    期間は2、3年程度

    大人の歯列矯正の場合、子供と違い成長がないのである程度の期間は決まっています。多くの場合、2~3年程度が歯を動かす期間になると思いますが、人によって歯の動きやすさが変わります。大体の治療期間は聞いておく必要があります。

    治療法の種類

    大人の歯列矯正では透明ブラケットやマウスピース矯正、裏側矯正、部分矯正など見た目や治療の仕方によって費用や期間が変わります。自分にはどのような種類の治療法ができて、どれが一番おすすめなのかを聞いておくと安心です。

    総合的な知識が歯医者にあるのか?

    矯正治療は歯の噛み合わせも変更になります。咬み合わせの知識や被せ物、インプラントの知識も関わってきます。総合的に診断できる歯科医師に治療は御願いした方がいいです。矯正治療後の顎関節症も起こり得ます。

    矯正治療中のメンテナンス

    大人の場合、矯正治療中のメンテナンスは欠かすことができません。治療と並行して歯周ポケットなどの管理もしっかりしする必要が有ります。やはり総合的に知識・技量が

    歯の状態別、矯正歯科の選び方

    噛み合わせが極端に悪い方

    受け口が強かったり、極端な出っ歯の方は矯正専門医、特に外科的は矯正治療も行っている矯正歯科で行うことをおすすめします。噛み合わせによっては保険適用になる場合もあるので確認の上、治療を行うことをおすすめします。

    歯周病が進行しておらず歯並びが悪い方

    歯周病の進行をある程度観察しながら矯正治療を行えば大きな問題にはなりません。ただし、定期的なメンテナンスは行ってもらってください。

    歯周病がある程度進行して歯並びが悪い方

    歯周病の知識が豊富な一般歯科医で矯正されることをおすすめします。歯茎の状態によっては矯正治療後、抜歯が必要になってしまう方もいます。そのため歯茎の状態を常に監視しながら、歯を動かす必要があります。矯正専門医よりも歯周病治療をしっかり行っている歯医者の矯正歯科で治療をすることをおすすめします。

    大人の歯列矯正のトラブル

    矯正治療後の歯茎下がり

    治療中の歯ぐきの退縮

    歯の位置が極端にずれていたり、もともと歯の周りに骨がない場合は歯列矯正を行うことによって歯茎下がりが目立ってしまうことがあります。歯周病の検査などではじめから予想されていればいいのですが、急に歯茎下がりが起こると驚きますよね。歯周病を伴っている大人の歯列矯正の場合は起こり得ることです。矯正の前後に歯茎の移植を行い、歯茎下がりを改善することができますが歯周病専門医でも難しい手術です。治療計画に歯周病のリスクを配慮した予防が第1です。

    大人の方は口の中に虫歯治療をした際のセラミックや金属が入っていることがあります。矯正治療中に取れてしまうと、歯が動かせなくなってしまうことがあります。矯正治療がしやすいような仮の被せ物などで治療する必要があります。

    治療中治療後の歯周病の悪化

    矯正治療は歯を動かしながら歯を移動させます。歯周ポケットが深い歯を気づかずに動かしてしまうと、急速に歯周病が悪化し、矯正治療後に歯を抜歯しなくてはいけない場合もあるのです。大人の矯正治療を行う場合は骨の位置を3次元CTで歯周病の状態を確認した上で、治療を行う必要があります。

    契約が解りやすい内容であること

    診断の時に聞かされる内容は盛りだくさんですから、なかなか覚えきれるものではないですし、後で考えるとよくわからない点が出てきたりということも十分考えられます。話を聞いて契約書にサインはしたけれど、内容が確かめられないようでは将来的に不安が残ります。
    きちんとした医院であれば、診断時に用意した書類はすべて複写を患者様に渡してくれます。患者さんが特に請求しなくてもこれらの書類を渡してくれます。

    まとめ

    大人の歯列矯正は歯並びを治すことはもちろんのこと、それによって歯や歯茎を健康にすることを目的にしています。矯正治療を行った後に歯を抜かなければならない事態になることだけは避けなければいけないのです。それには歯周病の知識や管理が欠かすことはできません。矯正歯科を探す際はぜひ歯周病についても確認してみてください。

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