矯正用アンカースクリューによるMTM

img_implant01

歯の移動を速めたり、効率よく移動させたりするために特別なネジを使うことがあります。 これを「矯正用アンカースクリュー」といいます。
歯と矯正用アンカースクリューの引張り合いのメカニズムにすることで、非常に効果的に歯を動かすことができます。(アンカースクリューは動きません)
ネジを歯茎の骨の部分に入れ、歯を動かすときの固定源とする方法で、「インプラント矯正」とも呼ばれる。歯を大きく効果的に動かすことを目的とした方法です。


 矯正用アンカースクリュー

矯正用アンカースクリューは生体への害が無く、骨との親和性が高いチタン合金で作られています。矯正治療では、このスクリューを顎の骨に埋入し、これを動かない固定源として歯を移動します。


 アンカースクリュー矯正のメリット

矯正用アンカースクリューを使って歯の動かすと、理想的な咬み合わせや、歯の角度が望めるようになります。


 アンカースクリュー矯正のデメリット

成功率
50%台から90%台まで、これまでにいろいろな報告があります。
再埋入
アンカースクリューが安定しなかった場合は、少し位置をずらして埋入しなおしになります。
どうしてもスクリューが安定しない場合もあります。
事 故
埋入には細心の注意を払いますが、偶発事故としてアンカースクリューが歯根にぶつかって、歯を傷つけてしまう可能性があります。
その他
他の矯正治療と比較して、新しい技術といえます。かなり長期の予後では予期せぬ事象が起こる可能性は0ではないのかもしれません。


 スクリューを埋込した後

痛 み
埋入当日は若干の痛みと埋め込まれた感があります。痛みがあるときは痛み止めを飲んでください。翌日まで痛みが残るようなことはあまりありません。
注 意
スクリュー脱落の原因となりますので、力をかけないないようにして下さい。
清 潔
柔らかい歯ブラシでやさしく汚れを落とし、清潔を保ちましょう。

 

☆一番奥の歯が手前に倒れた場合によく使います。後ろへ引き起こして真っ直ぐにします。

臼歯

☆伸びてる歯を引っ込めたり

上奧歯

 

HOME

TOP