矯正|ガミースマイルとは?|矯正歯科

    投稿日:2020年12月26日 | 最終更新日:2021年7月2日

    ガミースマイルとは?

    佐世保矯正歯科

    ガミースマイルとは歯肉のGUMと笑顔のSMILEで笑うと歯肉が大きく見える笑顔と言う意味です。歯よりも歯肉の部分が長いために笑ったときや話しているときに、歯肉が多く見えてしまいます。前歯の部分は乾燥しやすく歯肉炎や虫歯になりやすい場所です。体に悪い影響があるわけではありませんが、極端に歯肉が見えてしまう方は悩まれ相談にみえる方が多いです。

    ガミースマイルの3つの治療と費用

    歯列矯正で治す

    歯列矯正だけで治すこともあります。上顎の左右の歯を1本ずつ抜歯し、矯正用のインプラントとインビザラインマウスピース矯正で行います。上の歯を歯茎の方へ押し込んでいきます。上顎の歯を歯肉の中の方向に移動させることにより、歯肉が見える部分を少なくして審美性を改善します。費用は86万円程度、期間は2~3年程度です。

    歯列矯正と歯周治療の併用

    歯列矯正で上の前歯を歯肉の方向へ移動していくと、歯が見える部分が短くなる事があります。その場合は歯列矯正後、歯周外科手術を行い余分な歯肉を整形します。
    通常は歯周病専門医が行います。

    佐世保矯正歯科

    歯列矯正+歯周治療+セラミック補綴の併用

    ガミースマイルの方は歯が咬耗などによって短くなって場合が多々見受けられます。歯列矯正後歯肉の高さを整えても、歯の形は変えることができません。
    その場合は、歯肉の高さに合った歯の形にするために、前歯をセラミックで審美修復して縦横比の美しい歯にします。

    その他のガミースマイル治療法

    前歯を下げる歯列矯正

    上顎の歯を左右2本づつ抜歯し、出ている歯肉と骨を削除し引っ込めます。その後インプラントもしくはセラミックブリッジにより審美治療します。

    噛み合わせを上げる歯列矯正

    ガミースマイルの方は下の前歯が隠れてしまうぐらい噛み合わせが深くなっている場合もあります。その場合は噛み合わせを上げる歯列矯正を行い、下の前歯が見えるようにします。

    矯正用インプラントで歯を上顎に入れていく

    矯正用インプラントとは矯正用の小さなネジ(アンカースクリュー)を歯肉・骨内に入れ、歯を大きく動かす方法です。
    この矯正用インプラントが使えるようになったことによって、ガミースマイルの治療で、大きな外科処置を避けることもでき、歯を大きく動かすこともできる範囲が広がりました。

    歯周形成外科治療

    歯周外科手術により歯肉の形を変える方法です。

    ガミースマイルの方は歯や歯茎の形が通常の歯とは異なっている場合があります。そのため歯列矯正後、歯茎の高さを短くするために歯茎を切って、中の骨を切除する必要があります。この処置を歯周外科手術と言います。この歯周外科処置を行うことによって歯の高さを長くすることができますが、通常は一般の歯科医院では対応出来ません。歯周病専門医がいる歯科医院を受診する必要があります。
    その処置を行ったあとに、歯の形がもともと短い場合などはセラミック治療によって歯の形を大きくすることで審美性を回復します

    歯茎の治療とセラミック治療

    前歯がもともとセラミック等で治療されていたり、歯の神経がない場合には、歯肉の位置を歯周外科治療のみで位置改善し、セラミックの歯を被せガミースマイルを治すことができる場合があります。歯の神経が無いことや歯の根が長いことが前提条件になります。

    口腔外科的に行うこともある

    前歯の骨の出っ張りが強すぎる場合は顎の骨ごと後ろに下げる処置を行うことがあります。通常は歯科口腔外科専門医が行います。
    麻痺がでる場合もありますので事前に十分説明を受けて下さい。

    唇の動きや筋肉の動きを少なくする方法

    歯医者ではあまり行われませんが唇の内側を縫ったり、筋肉を切断にして、唇が動く範囲を減らす方法があります。
    また、ボトックス注射で唇の動きを抑える方法もあります。美容外科系でよく行われる治療方法です。

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