治療期間| 中学生 高校生 大学生

    投稿日:2020年10月7日 | 最終更新日:2020年12月9日

    インビザライン矯正の治療期間はブラケットより短い

    笑顔の女性

     ずっとワイヤーを装着している方が、矯正の治療期間が早く済むのでは?と思うかもしれませんが、そもそも歯は弱い力を持続的にかけることで早く動きます。
    インビザラインの場合は必ず治療開始前にクリンチェックと呼ばれる3Dシミュレーションを行い、治療開始から完了までの間に歯がどう動いてどうなるのか、ということがはっきりとわかります。
    それに合わせて力を持続的にかけますが、ブラケット矯正はワイヤー交換をした時は強い力がかかり(なので痛い)しばらくすると力がかかりません。
    これでは治療期間は長くなります。

    クリンチェックと呼ばれる3Dシミュレーションは治療期間の目安を示すことができ、ある程度じぶんでも目安を設けることができるのです。
    一般的なワイヤー治療の場合は、歯科医師の経験からくる予測だけで開始されます。そのため、治療期間にはかなり幅が出て、自分がどの期間に当てはまるのかは不明瞭です。

    インビザラインは非常にメリットも多く、マウスピースを7~14日に1回自身で新しいものに交換して治療を進めていきますが、歯の状態が良ければ通院は1~3ヶ月に1回で済みます。
    さらに当医院はアイテロという矯正専用の機械を導入しているため14日に1回ではなく7日に1回の交換で済むので、治療期間及び通院回数の軽減も望めるのです。

    また、金属アレルギーがあるから歯科矯正の治療を始められないという人も多いですが、インビザラインの場合はマウスピースなので金属不使用です。
    アレルギーがある人は安心して治療を開始することができますし、アレルギーのない人でも口内トラブルを防ぐことができます。
    インビザラインは、世界で500万人を超える人が治療として選択していて、非常に視野の広がる治療方法です。

    マウスピースの画像

    インビザラインで歯科矯正期間を短くする方法

    一般的なワイヤーでの歯科矯正治療期間は、概ね3年程度だと言われています。
    インビザラインの場合は、1年から3年程度と考えられていて、あまりワイヤー治療と期間は変わらないのでは?と思うでしょうが、インビザラインの場合はコツさえつかめたら治療期間を短くすることができるのです。マウスピースを自分で装着する治療方法なので、ちょっと誤った方法で治療してしまうと逆に治療期間が延びてしまうので、注意しましょう。
    そこで、インビザラインで歯科矯正期間を短くする方法をご紹介します。

    治療期間を短くする方法① 装着期間をきっちり守る

    いくら装着が自由にできる、と言っても装着していなくてはいけない時間というのは決まっています。

    治療計画の時に必ず説明はありますが、1日22時間以上装着していることが目標になります。

    ワイヤー治療の場合は、一度つけると外すことは自分でできないのでずっと装着しているものですが、インビザラインだと取り外しが可能なので気が緩んでしまい装着時間を短くしてしまう人もいます。

    そうなると、適した効果を感じられず逆に治療期間が長引く可能性もあるので、22時間以上装着することはきちんと守ってください。

    つまり、食事と歯磨きの時以外はずっと装着する気持ちで管理してください。

    キシリトール

    治療期間を短くする方法② アライナーチューイを活用する

    マウスピースを着用するので、どうしてもしっかりと歯に装着できていなかったり、空気が入っているとかズレているという状況になることも多いです。
    自分なりにきちんとしているつもりでも、微妙なズレはあるものだといえます。
    そこで、活用して欲しいのはアライナーチューイと呼ばれるシリコン状の丸い小さな棒で、マウスピースを装着した状態で噛むと自然にマウスピースが歯の状態にフィットさせられるという優れものなんです。
    小さな部分かもしれませんが、このこまめさが治療期間を短くする方法だと言えるので使ってみてください。

    歯磨き

    治療期間を短くする方法③ 口内の清潔を常に保つ

    マウスピースをしているので、きちんと口内を清潔にしておかないとマウスピースが非常に不潔になります。
    歯磨きせずに装着すると虫歯や口臭の原因になり、余計な治療が増えます。
    虫歯治療をしている時は、歯科矯正も思うように進みませんし、通院回数も増やさなくてはいけないので、計画から遠のくのです。
    そうならないためにも、食事の時はきちんとマウスピースを外し、歯磨きをして歯間ケアを行ってから装着し直してください。
    もちろん、定期的なマウスピースのケアも必要です。
    このようなちょっとした意識の違いでも、治療期間が数ヶ月短くなることもあります。
    インビザラインは一般的なワイヤー治療に比べて痛みも手間もなく、方法やコツを理解しておけば治療期間も短くできるのでストレスなく歯科矯正が行える方法です。

    まとめ

    インビザラインで歯科矯正をした場合、ブラケットワイヤーより短い矯正治療期間で済むことが多いです。
    ワイヤー治療に比べて、非常に利用する人の負担が少なくて済むので最近では選択する人の多い治療方法です。
    治療期間を短くすることもできるので、方法をよく理解して、納得のできる歯科矯正治療を行いましょう。

     

    怖い顔

    ブラケット矯正のメリットは、矯正治療をしてる事を自慢できることと言われることも・・・

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